ネット証券の投資信託おすすめランキング【2026年】5社比較と失敗しない選び方
最終更新日:(取扱本数・クレカ積立条件は各社公式サイトにて2026年6月13日確認)
投信のネット証券選びは「%」ではなく「円」で比較する。主要5社を目的別に整理し、結論から出す。
目的別早見表【結論】
急いでいる人はここだけで結論が出る。
- 経済圏で選ぶ → 楽天証券(楽天ポイント)/マネックス証券(dポイント)
- 取扱本数で選ぶ → SBI証券(取扱本数最多クラス)
- 恒常還元で選ぶ → SBI証券・松井証券(毎月の残高に応じた還元)
- サポートで選ぶ → 松井証券(手厚い電話サポート)
- au系で選ぶ → 三菱UFJ eスマート証券(Pontaポイント連携)
→関連:楽天とSBIで迷うなら / ネット証券総合ランキング
ネット証券5社比較表【2026年6月】
| 証券会社 | クレカ積立還元率(年会費無料カード)と主な条件 | 投信保有ポイント(オルカン100万円換算/年) | 取扱本数・最低積立額・ポイント |
|---|---|---|---|
| 楽天証券 | 0.5%(楽天カード・代行手数料0.4%未満のファンド。月10万円まで。同0.4%以上は1%) | 残高達成型(一回付与)※1 | 2,500本超・100円〜・楽天ポイント |
| SBI証券 | 0.5%(三井住友カードNL・初年度。2年目以降は前年10万円以上の利用が条件、未満は0%。月10万円まで) | 恒常型・年約175円 | 2,500本超・100円〜・Vポイント/Ponta/dポイント等から選択 |
| マネックス証券 | 1.1%(dカード・月5万円以下の部分。5万円超〜7万円0.6%、7万円超〜10万円0.2%) | 恒常型・年約175円 | 約1,700本・100円〜(クレカ積立は1,000円〜)・dポイント |
| 松井証券 | 0.5%(JCB一般カード・月間ショッピング5万円以上が条件、未満は0%。月10万円まで) | 恒常型・年約175円(毎月エントリー必須) | 約1,900本・100円〜・松井証券ポイント等※2 |
| 三菱UFJ eスマート証券 | 0.5%(au PAYカード・月10万円まで。1.0%はゴールドカード。三菱UFJカードなら0.55%) | 恒常型・年約50円(指定銘柄0.005%) | 約1,800本・100円〜・Pontaポイント |
※1 楽天証券専売の「楽天・プラスシリーズ」(楽天オルカン等)のみ残高に応じた毎月の恒常付与あり(楽天オルカンで年0.017%=100万円で年約170円)。本比較はeMAXIS Slimオルカン基準。
※2 松井のクレカ積立で貯まるのはJCBのポイント(交換先により実質値は変動)。
※投資信託の購入時手数料は5社とも原則0円(ノーロード)。円換算は年率からの概算(実際の付与は月次・小数点以下切捨て)。取扱本数は2026年6月13日確認時点の概数。
※順位は取扱本数・クレカ積立・保有ポイント・使いやすさの4軸による当サイトの選定基準に基づく。
→関連:クレカ積立の詳細比較
保有ポイントは「%」ではなく「円」で比較する
投資信託の保有ポイントは「最大1%」といった数字で宣伝されることが多い。だが、信託報酬が低い人気銘柄(eMAXIS Slim 全世界株式=通称オルカンなど)では、実際の付与率はずっと低く設定されている。100万円分を1年間保有した場合、SBI証券で年約175円、三菱UFJ eスマート証券で年約50円。楽天証券は一定残高に達したときの一回限りの付与で、毎月もらえる恒常型ではない。表面上の「最大%」ではなく、自分が買う予定の銘柄で実際にいくら還元されるかを見ておきたい。
→関連:オルカンとは
ネット証券・改定カレンダー【2026年版】
- 【2026年10月買付分〜】マネックスカード積立の条件改定:カードショッピング利用が月1万円未満は還元率0%/1万円以上5万円未満は0.55%/5万円以上は1.1%維持。年会費は10月27日引落し分から永年無料化。dカード積立の条件は変更なし。
- 【適用中・2025年1月約定分〜】三菱UFJ eスマートのau PAYカード積立:通常カード0.5%(月10万円まで)。1.0%はゴールドカード。
- 【2026年6月1日公表】三菱UFJ eスマート 資産形成プログラム改定:指定銘柄(オルカン等)は月間平均保有額24万円以上からポイント加算。
→関連:証券キャンペーン情報
主要ネット証券5社・個別解説
じっくり比較したい人向けに、各社の強みと注意点を両方書く。
1位
楽天証券
投資信託は長期保有が前提になるため、日々の運用状況を確認するアプリや管理画面の使いやすさが重要だ。その点、楽天証券のインターフェースは直感的で、初心者でも迷わず操作しやすい。楽天ポイントでの投資や楽天市場の還元率アップなど、楽天経済圏との連携メリットも大きい。積立上限を増やしたい場合は楽天キャッシュ積立(月5万円・0.5%)をカード積立と併用でき、合計月15万円まで広がる。
注意点は、投信保有ポイントが「一定残高に到達した際に一度だけ付与される達成型」である点(※楽天・プラスシリーズのみ毎月の恒常付与あり)。毎月のポイント蓄積を重視する場合は留意したい。
2位
SBI証券
ネット証券トップクラスの取扱本数で、幅広い商品から選べる。強みは「投信マイレージ」による恒常還元で、オルカンのような低コストインデックスでも毎月の残高に応じてポイントが付く(100万円保有で年約175円相当)。ポイントもVポイント/Ponta/dポイント等から選べる。
一方、クレカ積立の条件はやや複雑だ。三井住友カード(NL)は入会初年度0.5%だが、2年目以降は前年のカード利用が10万円以上ないと0%になる。
→関連:SBI証券の評判詳細
3位
マネックス証券
マネックス証券で積立を行うなら、dカード積立を軸に検討したい。年会費無料のdカードで月5万円以下の部分が1.1%還元と、無料カードでは最高水準だ(5万円超は逓減)。dカードGOLDならNISA口座で一律1.1%(年会費11,000円)。dポイントを貯めている人との親和性が高い。
なお自社発行のマネックスカードは2026年10月買付分から改定があり、ショッピング利用が月1万円未満だと還元率0%になる。これから始めるならdカードの活用が現実的だ。
→関連:新NISA口座ランキング
4位
松井証券
長年の実績と手厚い電話サポートが強み。画面操作や制度に不安がある初心者にとって、直接相談できる環境は心強い。
投信残高ポイントは、オルカンなど低コスト銘柄で0.0175%、銘柄により最大1%の恒常還元。毎月のエントリーが必要な点だけは忘れずに(未エントリー月は付与されない)。円換算の実数で比較しても他社に見劣りしない水準だ。
→関連:初心者向けの始め方
5位
三菱UFJ eスマート証券
au PAY・Pontaポイントなどau経済圏ユーザー向けの選択肢。クレカ積立はau PAYカード0.5%のほか三菱UFJカード(0.55%)にも対応する。
投信保有ポイントは「最大0.24%」と表記されるが、低コストの指定銘柄(オルカン等)は年率0.005%で、100万円保有でも年約50円。さらに指定銘柄は月間平均保有額24万円以上が付与条件になる。還元額そのものより、日頃使うポイントとの一元管理を優先する人に向いている。
クレカ積立の「条件の罠」に注意
各社が掲げる「最大○%還元」には条件が隠れていることが多い。たとえばSBI証券のクレカ積立で現行最大の4.0%還元は、三井住友カード Visa Infinite(年会費99,000円)で前年700万円以上のカード利用が前提。プラチナプリファードでも最大3.0%(前年500万円以上の利用)だ。年会費無料のNLですら「2年目以降は前年10万円以上の利用がないと0%」という条件が付く。対照的に、マネックスのdカードGOLDは年会費11,000円でNISA口座一律1.1%と条件がシンプルだ。
積立目的だけでカードを作ると、条件を満たせず還元を受けられないことがある。普段の生活費決済で無理なく条件を満たせるカードを選びたい。
→関連:新NISAの仕組み
会話:最大1%の実際
ヒナコ
証券会社のサイトを見ると、投資信託を持っているだけで最大1%のポイントがもらえると書いてありました。でも、実際の還元額は年間50円くらいになることもあるというのは、どういうことですか?
トシ
それは、投資信託の「信託報酬」というコストの低さに連動しているからだ。最大1%還元されるのは、信託報酬が高い一部の商品に限られる。
ヒナコ
なるほど、私が買おうとしているオルカンみたいにコストが安い商品は、還元される率も低く設定されているんですね。
トシ
その通りだ。100万円分持っていても、年率の付与率は0.005%〜0.0175%程度になることが多い。表面上の「最大値」ではなく、自分が買う銘柄の「実際の付与率」を確認することが大切だ。
投資信託の選び方ダイジェスト
投資信託選びで重視したいのは、運用中にかかるコスト「信託報酬」の低さだ。ネット証券なら購入時手数料は原則かからないため、保有期間中に継続して引かれる信託報酬が長期的なリターンを左右する。商品は、市場全体の動きに連動する「インデックスファンド」が基本になる。全世界株式の「オール・カントリー」や米国の「S&P500」に連動する低コスト商品から検討を始めたい。長く持つほど資産配分の見直し(リバランス)も効いてくる。
→関連:インデックス投資の始め方 / S&P500とオルカン比較 / リバランス入門 / 積立シミュレーター / 手数料比較
投資信託を始める際の注意点・リスク
投資信託は預金と異なり、元本割れのリスクがある。市場の変動で基準価額が下落し、投資額を下回る可能性がある点は理解しておきたい。リスクを抑えるには「長期・分散・積立」の原則を守り、余剰資金の範囲で無理なく続けることが重要だ。短期の値動きに一喜一憂せず、ライフプランに合わせた金額設定をしておきたい。
→関連:投資信託と預金の比較
FAQ
投資信託はどのネット証券で買っても同じ?
取り扱う銘柄のラインナップは各社で異なる。人気の低コストインデックスは主要ネット証券なら概ねカバーしているが、ポイント還元や使えるポイントの種類、アプリの使い勝手に違いがある。→関連:ネット証券総合ランキング
クレカ積立と現金積立の違いは?
クレカ積立は毎月自動的にカード決済で投資信託を購入する仕組みだ。引き落としの手間が省けるうえ、決済額に応じてカードのポイントが貯まる点が大きな違いになる。→関連:クレカ積立比較
保有ポイントだけで証券会社を選んでいい?
保有ポイントは魅力的だが、それだけで選ぶのは避けたい。ポイント制度は各社の都合で変更・縮小されるリスクがある。まずはアプリの使いやすさや、自分のポイント経済圏との相性を優先するのが基本だ。→関連:新NISAの仕組み
途中で証券会社を変えられる?
保有する投資信託を別の証券会社へ移す「移管」の手続きで変更できる。ただし移管元で手数料(1銘柄あたり数千円程度)がかかる場合が多いため、事前の確認が欠かせない。→関連:NISA口座の乗り換え
まとめ:自分の経済圏と「実際の円」で選ぶ
ネット証券は一見横並びに見えるが、クレカ積立の条件や保有ポイントの実態を「円」で比較すると、各社の違いがはっきり見えてくる。楽天経済圏とアプリの使いやすさなら楽天証券、取扱本数と恒常的な保有ポイントならSBI証券。dポイントならマネックス証券、Pontaなら三菱UFJ eスマート証券、サポート重視なら松井証券という選び方もある。自分の環境と照らし合わせ、無理なく長く付き合える1社を選びたい。
→関連:ネット証券総合ランキング / 新NISA口座ランキング
当記事の参考・出典
投資信託協会 日本証券業協会(JSDA)🛠 証券・NISA便利ツール

