2026年4月20日
日経平均348円高で反発――相関係数低下が告げるパニック終了と「業績相場」の幕開け
ヒナコ
トシさん、本日の日経平均株価は348円のプラスとなり、中東情勢の不安が残る中でも半導体や好決算の銘柄が買われています。記事の中に「日経平均と個別銘柄の相関係数が下がっている」という難しい言葉がありましたが、これは市場にとって良いことなのでしょうか?
トシ
ああ、非常に前向きで力強いシグナルと言える。少しプロが見ている市場の裏側を解説しよう。相関係数が下がるというのは、相場全体が同じ方向に動かなくなったことを意味する。これはつまり、恐怖で全銘柄が投げ売られるような「パニック相場」が終わり、投資家たちが「この企業はインフレでも利益を出せるか」「AIの実需を掴んでいるか」と、一つ一つの企業の実力を冷静に評価する「業績相場」へ完全に移行した証拠だ。ディスコやレーザーテックのように、明確な好材料を持つ企業に莫大な資金が集中しているのは、市場が健康で正常な機能を取り戻した何よりの証となる。
ヒナコ
パニックから抜け出し、本当の実力がある企業がしっかり評価される状態に戻ってきたのですね!これから日本企業の決算発表が本格的に始まりますし、ますます市場が盛り上がっていきそうでワクワクします。このポジティブな波に、私たちはどう乗っていけば良いでしょうか。
トシ
投資の世界には「株を買うなら企業を買え」という本質を突いた格言がある。画面上で上下する株価という数字のギャンブルに熱中するのではなく、その裏で価値を生み出しているビジネスの成長力そのものに資金を投じろという教えだ。そして日本の相場にはもう一つ、「節分天井、彼岸底」という季節格言がある。2月に天井をつけ、春の彼岸(3月中旬)で底を打つというこの古い言葉は、まさに今年の相場をなぞるように実現した。3月の大幅調整で彼岸底を刻み、4月後半のいま相関係数低下と共に業績相場が幕を開けている。ここからは数字のギャンブル場ではなく、企業の実力を見極める決算シーズンという舞台が主役だ。乱高下の恐怖記憶を相場観にするな。画面の値動きに翻弄されるのではなく、決算という実力テストが映し出す企業の輝きに目を向けろ。

