国内ETFのおすすめネット証券ランキング【2026年】手数料・取扱・ツールで5社比較

最終更新日:2026年6月13日|データ確認日:2026年6月13日

国内ETFの売買手数料は、主要ネット証券で0円が標準になった。これからは取引ツールと自動積立で選ぶ。

1. 目的別・国内ETFにおすすめのネット証券早見表【結論】

急いでいる人はここだけで結論が出る。手数料が横並びの今、何を重視するかで選びたい。

  • ツールで選ぶ → 楽天証券(マーケットスピードII)
  • 自動積立で選ぶ → 楽天証券(かぶツミ®・かぶピタッ®)
  • 総合力で選ぶ → SBI証券
  • サポートで選ぶ → 松井証券
  • au・Pontaで選ぶ → 三菱UFJ eスマート証券

→関連:ネット証券総合ランキング / 3問でわかるネット証券診断

2. 国内ETF向けネット証券5社比較表【2026年6月】

証券会社 国内ETF売買手数料
(課税口座)
国内ETFの自動積立 取引ツール・ポイント
楽天証券 0円(ゼロコース) 対応(かぶツミ®1,000円〜/かぶピタッ®100円〜) マーケットスピードIIが板取引に強い/楽天ポイント
SBI証券 0円(ゼロ革命・電子交付設定が条件) 国内株式積立あり(国内ETFは対象が限られる)※1 総合力の高い取引ツール/Vポイント・Ponta・dポイント等から選択
三菱UFJ eスマート証券 0円(SOR注文を選択)※2 非対応 kabuステーションが板取引に強い/Pontaポイント
松井証券 ETF含む国内株式1日合計50万円まで0円(超過後は定額制) 非対応 シンプルで見やすい/松井証券ポイント
マネックス証券 課税は有料(取引毎手数料 最大1,013円〜/NISAは無料) 非対応 米国株ツールに強み/dポイント

※NISA口座での国内ETF売買手数料は5社とも0円。
※1 SBIの積立サービス(日株積立)は個別株が中心で、国内ETFは対象が限られる。
※2 三菱UFJ eスマートのSOR注文の無料対象は東証上場の上場株券など。地方3市場(名古屋・福岡・札幌)や電話注文は対象外。
※楽天は貸株サービスが国内ETFに対応し、保有中の長期投資でも金利を受け取りやすい。
※順位は手数料・国内ETF自動積立・取引ツール・貸株/ポイントの4軸による当サイトの選定基準に基づく。

手数料体系の全般比較は→関連:ネット証券の手数料総合比較、自分に合う1社を手早く絞りたい場合は→関連:ネット証券診断、アプリの使い勝手で比べるなら→関連:株アプリランキングも活用できる。

【2026年・国内ETFまわりの主な動き】

  • 2026年3月26日:楽天証券「かぶピタッ®」が主要ネット証券で初めてETFに対応(100円・1円単位で売買可能)
  • 2026年5月15日:三菱UFJ eスマート証券の「フリーETF」(国内ETF約100銘柄の売買手数料無料プログラム)が終了
  • 2026年5月18日約定分〜:三菱UFJ eスマート証券が、SOR注文を選択した国内現物株式・国内信用取引の手数料を無料化
  • 2026年6月1日〜:三菱UFJ eスマート証券が信用取引の金利・貸株料(借り手側コスト)を引き下げ

3. 国内ETFにおすすめのネット証券ランキング

じっくり比較したい人向けに、各社の特徴と注意点を両方書く。

1 楽天証券

国内ETFの取引で、使いやすいツールと自動積立を両立している。売買手数料は「ゼロコース」を選べば0円だ。

強みはPC向け取引ツール「マーケットスピードII」の操作性にある。国内ETFはリアルタイムの板取引になるため、板の状況を直感的に把握できるツールは大きな武器になる。さらに「かぶツミ®」(1,000円〜)で国内ETFの自動積立に対応し、2026年3月26日からは少額の「かぶピタッ®」が主要ネット証券で初めてETFに対応した(100円・1円単位で購入可能)。投資信託のように手間をかけず資産形成を進めたい層に向く。貸株サービスも国内ETFに対応し、長期保有の恩恵を受けやすい。

2 SBI証券

業界トップクラスの総合力を持つ。「ゼロ革命」により、現物・信用ともに国内上場ETFの売買手数料が0円だ。この無料化には各種交付書面を電子交付に設定する条件があるため、事前の設定確認がいる(電話注文や対面コース等は対象外)。

東証上場ETFの取扱本数も幅広く、単元未満株(S株)の環境も整っているため、複数銘柄を組み合わせて運用したい場合に向く。なお国内株式の積立サービス(日株積立)はあるが、国内ETFの定期買付は対象が限られる点に留意したい。

3 三菱UFJ eスマート証券

高機能ツールとグループ連携に強みがある。2026年5月18日約定分から、SOR注文を選択した国内現物株式・国内信用取引の手数料が0円になり、単元未満株「プチ株®」も無料化された。

かつての国内ETF約100銘柄の売買手数料無料プログラム「フリーETF」は2026年5月15日で終了した。これはSOR注文を選べば国内株式全体の手数料が原則無料になる体系へ移ったためで、個別ETF専用の無料プログラムが役目を終えた形だ。取引ツール「kabuステーション」は板取引に強く、価格変動を捉えた取引に向く。Pontaポイントを貯めている層にも向く。社名は2025年2月1日付で旧auカブコム証券から改称している。

4 松井証券

ETFを含む国内株式の1日の約定代金合計が50万円までなら、売買手数料が0円だ。50万円を超えると段階的な定額制になるため、少額からETF投資を始めたい場合に向く。

創業以来の強みであるサポート品質の高さも特徴だ。電話やチャットの窓口が充実しており、操作に不安のある初心者でも使いやすい。MATSUI Bankとの連携で資金移動の手間も省ける。貸株サービスも国内ETFに対応する。

5 マネックス証券

米国ETFや投資信託のクレカ積立に強みを持つ。国内ETFは課税口座での売買手数料が有料(取引毎手数料 最大1,013円〜、または一日定額手数料)だ。ETFやREIT等の信用取引手数料は0円だが、これは他社も同様で、現物の国内ETFをメインに取引するとコスト面の負担が残る。

一方、NISA口座では国内ETFの売買手数料は無料になる。米国ETFの取扱いが豊富なため、国内ETF専用のメイン口座というより、米国投資と組み合わせるサブ口座としての活用が現実的だ。

4. 会話:ETF選びのポイント

ヒナコ

ヒナコ

国内ETFの手数料はどこも0円なら、どの証券会社で買っても同じですよね?

トシ

トシ

横並びだからこそ、板の見やすい取引ツールや自動積立の対応状況で差がつく。投資信託と違い、ETFはリアルタイムで価格が動くからツールの使い勝手が重要だ。

ヒナコ

ヒナコ

なるほど、価格を見ながら買うんですね。自動でコツコツ買うことはできないんですか?

トシ

トシ

国内ETFの自動積立に対応している証券会社はまだ限られている。代表例が楽天証券のかぶツミ®だ。自分の投資スタイルに合わせて選ぶことが大切だ。

5. 国内ETFの選び方と投資信託との違い

国内ETF(上場投資信託)を選ぶときは、投資信託との構造的な違いを押さえておきたい。投資信託の基準価額が1日1回算出されるのに対し、ETFは取引所に上場しているため、株式と同じくリアルタイムの板取引になる。

投資信託とETFの値動きの違い 投資信託 1日1回・基準価額で取引 9:00 12:00 15:30 注文後に価格が確定 国内ETF リアルタイム板取引 9:00 12:00 15:30 価格は常に動き続ける
図①:投資信託は1日1価格・ETFはリアルタイム変動(イメージ図)

運用管理費用(信託報酬)が継続的にかかる点は投資信託と同じだが、ETFは販売会社を通さない分、信託報酬が低めに設定されている傾向がある。投資信託との使い分けで迷うなら、商品ごとの比較も参考にしたい。

国内ETFのコスト構造 国内ETFのコスト構造 ① 売買手数料 主要ネット証券で0円化(無料コース適用時) ② 運用管理費用(信託報酬) 保有中ずっとかかる・ETFは投信より低め傾向 ③ 売買スプレッド 買値と売値の差・流動性が低い銘柄で拡大
図②:国内ETFのコスト構造(①主要ネット証券で0円化 ②継続コスト ③スプレッド)

ETFの仕組みは→関連:ETFとはで解説している。投資信託との比較は→関連:投資信託おすすめランキング、連動先となる指数の選び方は→関連:S&P500とオルカン比較や→関連:オルカンとは、→関連:インデックス投資の始め方が参考になる。高配当銘柄に関心があれば→関連:高配当株ランキングや→関連:高配当ETFの選び方、暗号資産を裏付けとするETFは→関連:ビットコインETFで整理している。

6. 国内ETFを取引する際の注意点

ETF投資には、あらかじめ知っておきたい注意点がある。

  1. 価格変動リスク:市場で取引されるため価格は常に変動する。値動きによっては、買った金額を下回る(元本割れ)リスクがある。
  2. 分配金の取り扱い:多くの国内ETFでは分配金が自動で再投資されない。複利効果を得るには、受け取った分配金を自分で再投資する手間がかかる。
  3. 流動性リスク:取引量が少ない銘柄では買値と売値の差(スプレッド)が広がり、希望する価格で売買しにくいことがある。

長期で資産形成を進めるなら、定期的な見直し(リバランス)も意識したい。→関連:リバランスの方法 / 投資信託と預金の比較

7. 国内ETFに関するよくある質問(FAQ)

国内ETFはどの証券会社で買っても同じですか?
売買手数料は上位ネット証券で0円化が進んでいるが、取引ツールの操作性、自動積立サービスの有無、貸株サービスの対応状況などで各社に違いがある。→関連:ネット証券総合ランキング
国内ETFと投資信託の違いは何ですか?
最も大きな違いは、証券取引所に上場しているかどうかだ。投資信託は1日1回決まる基準価額で取引するが、ETFはリアルタイムの市場価格で売買する。→関連:投資信託おすすめランキング
国内ETFを自動積立できる証券会社はありますか?
一部のネット証券が対応を開始している。代表的なサービスに楽天証券の「かぶツミ®」「かぶピタッ®」などがある。積立額のシミュレーションは→関連:NISAシミュレーターも使える。
NISAで国内ETFは買えますか?
NISA口座で国内ETFを購入でき、主に成長投資枠を利用する。制度の全体像は→関連:新NISAの仕組み、口座選びは→関連:新NISA口座ランキング、iDeCoとの優先順位は→関連:iDeCoと新NISAの比較を確認したい。

8. まとめ:手数料の先にある「使いやすさ」で選ぶ

国内ETFの取引では、主要ネット証券の手数料は0円が標準になった。だからこそ、証券会社選びはリアルタイムの板取引を円滑に行えるツールの使いやすさや、長期投資を支える自動積立機能の有無に目を向けたい。ツールと自動積立の両方で一歩進んでいるのが楽天証券、総合力ならSBI証券、サポートなら松井証券という選び方ができる。自分の取引スタイルに合った1社を選び、資産形成に活かしたい。

→関連:ネット証券総合ランキング / 新NISA口座ランキング

参考情報・免責事項

本記事の情報は公開日時点のものです。金融商品や手数料体系は随時変更されます。投資判断は各証券会社の公式情報および最新の目論見書・契約締結前交付書面を必ずご確認ください。投資には元本割れのリスクがあります。

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